初めまして。紅月といいます。
魔女とラフレンツェについてのご質問ですが、コレはギリシャ神話に基づいたストーリーであると私は考えています。
オルフェウスとは美しい青年で、竪琴を得意としていました。
彼にはエウレディケ(間違っているかもしれませんが/汗)という美しい妻がおりましたが、ある日彼女は悲運の死を遂げてしまいます。
嘆き悲しんだオルフェウスは死の神ハーデスに頼み、妻を生き返らせてもらおうとします。
オルフェウスの美しい竪琴に心動かされたハーデスは、条件を出すことでエウレディケを生き返らせると言いました。
その条件とは、「地上に変えるまでの間、けして振り返ってはならない」ということ。
オルフェウスは条件を飲み、妻の手を引き地上を目指します。
けれど、あと一歩で地上と言うところで、オルフェウスは振り返ってしまいました。
その瞬間、エウレディケは死の世界に戻されてしまいます。
と、まぁ話の流れはこんなものです。
魔女とラフレンツェはこの話を元として作られた、と言うのが妥当ではないでしょうか。
ただし、この話に「ラフレンツェ」と言う女性は出てきません。
名前の響きとして近いのは「ラプンツェル」という、ある童話の主人公ですが、彼女はまたラフレンツェとは違った境遇の女性ですので、関係はなさそうです。
歌の中ではオルフェウスは比較的悪役っぽく書かれていますが、確か実際は、妻の死後一人も後妻を取らず生涯詩に生きた、とされています。
参考になりましたでしょうか?
いかんせん私の考えですので間違っているところもあるかと思いますが、何かしらの参考になれば幸いです。