アーベルジュ戦記(白蛇譚)

ちょこちょこと改良を加えつつ、皆様の挿話やアンソロのSSなどを吸収し、どんどん長くなってゆく年表ですー(*´ヮ`) 
年表部分は私しか更新できませんので、変更提案などありましたら、このスレに書き込んでくださいまし。

念のためにお断りをしておきますが、この年表はあくまでぐっこの妄想の産物であり、Revo様の本来の構想とは大きく外れていることが予想されます
ただし、このキルやぼ内では、全体的にこういうカンジの戦記なんだなー、という程度に意識して頂ければ、作品の統一感とか取れてヨサゲと思います。
 
◆=ほぼ確実にあったであろう史実 ◇=ぐっこの脳内補完  ●=SS作品

Chronicle ブ暦 ブリタニア出来事 フ暦 大陸出来事
         
7巻 168頁   ◆詩人バラッドの悲劇
天才と称された詩人バラッド、冬薔薇の女王の誕生祭に出席するも、詩の内容が不遜であるとして、人知れず処刑される。
この時、彼が獄中で歌った名も無き詩は、ブリタニアだけでなく、数十年かけてガリア全土に伝播し、当時の音楽史に影響を与えた。
   
    ◇少女ルーナ、バラッドの悲劇を知らず、彼を捜す旅へ出る。旅の中で、奏楽を学び詩歌を歌う。     
8巻 216頁         ◆約束の丘
◇若きアルヴァレス、恋人シャルロッテと再会の約束をして、故国ベルガを離れる。 
8巻 324頁       ◆プロイツェン軍、ベルガ領へ侵攻

◇ウェルケンラードの城市陥落。シャルロッテら惨殺される。

◆ ベルガ王国滅亡

◇アルヴァレス、復讐を誓って。友邦フランドルのゲント伯キルデベルトの元へ身を寄せる。

        ◇ゲント伯キルデベルト、新王に即位。
これに反対するパリ、オルレアン、ガスコーニュ等の諸侯を悉く打ち破り、首都パリへ遷る。
この一連の戦いでアルヴァレスは王の寵を得る。
        ◇フランドル王国キルデベルト6世、西方ルクセンブルグ公国を併呑。東進戦略を開始する。
        ◆フランドル王国、プロイツェン領へ侵攻。

◆オッフェンブルグの戦い
アルヴァレス軍、ライン川を越えてオッフェンブルグ市を制圧。国境に集結していたプロイツェン軍は、ほぼ全滅する。

◇アーヘンの虐殺
アルヴァレス軍、突如北上して旧ベルガ国境地帯の要衝アーヘンを攻略。同地の騎士数千名を皆殺しにする。

◇王都フランクフルト陥落。プロイツェン王退位し、 キルデベルト6世が、プロイツェン国王を兼ねる。

    ◇依然、冬薔薇の女王による圧政続く。
各地で土豪レベルの反乱が相次ぎ、アヴァロン朝の求心力は完全に失われる。
ブリタニア王国そのものが、空中分解の兆しを見せる。
  ◇アルヴァレス、凱旋後、軍団長の一人に任ぜられる。

◇キルデベルト6世、我が娘とカスティリヤ王子との婚約を進める。同時に、カスティリヤと領土不可侵条約を締結。

    ◇薔薇革命開始
カーライル領主のローザ姫が、ランカスター領主トリストラム公子らとともに挙兵。
女王の正規軍との間で内戦状態になる。

この頃、盲目の吟遊詩人ルーナ・バラッドも、ローザを支持する詩を唄う。

  ◆フランドル軍、ロンバルド王国へ侵攻開始。

◇アルヴァレス軍、アルプス越えを敢行し、一挙にロンバルド王国を滅亡させる。

◆ロンバルド王国滅亡。キルデベルト6世、ロンバルド選王会議を経て、ロンバルド王も兼ねる。

●このころ、アルヴァレスと王女イレーネが初めて顔を合わせる。(「白き姫 緋き瞳」)

9巻 468頁   ◆ローザの即位宣言
女王病死。数ヶ月後、ロンドン無血開城し、薔薇革命終了。
苦しい復興が始まる。 
  ◇アルヴァレス、ベルガ4州の自治を望むも、聞き入れられず。代わりに、都督アンテュパトスに任じられる。
また、ガリア(大陸) の征服を条件に出される。
9巻 527頁     ◆182年 ◆フランドル王国、突如不可侵条約を破り、アルヴァレス軍がピレネー山脈を越えて侵攻

◆アラゴンの戦い
アルヴァレス軍、倍数以上のカスティリヤ軍を撃破。不敗の英雄としての名望を、この時確立する。

◇王都トレドが陥落し、カスティリヤ王国滅亡。幼い王子らは行方不明。 

        ◇アルヴァレス、再びベルガの独立を要求し、「あと1国の征服を」という条件を請ける。
この頃、アルヴァレスに王女降嫁の噂が流れる。
  ◆627年   ◆帝国暦
元年
◆フランドル国王キルデベルト6世、4カ国を統合して、国号を神聖フランドル帝国と改める。
教会の宗主権を兼ね、初代皇帝・聖キルデベルト6世を名乗る。
    ◆フランドル帝国の聖戦開始
ブリタニア全土に募兵令が下され、剣を持てる全ての男子が、薔薇の紋章を胸に戦場へ向かった。

◇ドーヴァー要塞陥落

◆カンタベリーの戦い
第四騎士団長パーシファル、カンタベリーを急襲。帝国軍第一陣の先鋒部隊を撃破する。
更に反転してサネットから上陸した別働隊を撃破するも、大戦力に飲み込まれ、ロンドンとの連絡を絶つ。

◇ロンドン攻防戦
カンタベリーを抜けた帝国軍第一陣、 ロンドン城塞の攻囲を開始。ただしカンタベリーの戦いに前後して、女王ローザは元の領国であるカーライルを目指して脱出。

◇バースの戦い
事実上の決戦。
プール及びエクシターから上陸した帝国軍第二陣(本隊)によって、ブリタニア第二騎士団の籠もるバース城塞が陥落させられる。

◇グラスミアの戦い
ロンドンを脱出した女王ローザは、ランカスターを越え、カンブリア地方北部のカーライルを目指していたが、たまたま彼女がグラスミアで一泊したその夜に、帝国軍の奇襲攻撃を受ける。
その後、何故か敵将アルヴァレスと共に、ランカスターへ逃げ戻ることになる→
主将を失った帝国軍第三陣は、マン島とケンダルに本営を置き、本国からの増援を仰ぐ。

  ◆聖戦開始
◇第一陣、ドーヴァー要塞攻略。ドーヴァーとケント、サンドウィッチの三カ所から一斉に進撃を開始する。

◆カンタベリーの戦い
ドーヴァー軍団は、敵将パーシファルの途方もない強さに蹴散らされて潰走。
他二方面を増強して戦線を伸長し、ケント方面に外線を構築する。
第四騎士団を浸透線の後方へ退け、王都ロンドンの包囲を開始する。

◇バースの戦い
プール・ウィンチェスター・エクシターの各地点から上陸し、都市単位での抵抗を粉砕しつつ侵攻。
マーシア(ブリタニア中北部)への要衝であるバース城塞を攻撃し、陥落させる。この時点で、コーンウォールを除くブリタニア南部は、フランドルに制圧されたことになる。

◆グラスミアの戦い
圧倒的物量での浸透には成功したものの、補給線の長大化、決定力不足に苦しむ戦局を打開する為、アルヴァレス将軍を投入。
アルヴァレスはアイルランド海を進み、一挙にブリタニア領の最北端を攻撃する。

    ◇ランカスターの戦い
第六騎士団長トリストラムと、アルヴァレスの活躍により、最終的には帝国軍によるランカスター包囲を退けることに成功する。→

◇女王陛下の二十日間戦争
窮地の味方を救う為、勝手に軍を率いて南下してしまった女王と、それを追いかけるアルヴァレスの部隊は、マーシアに侵攻していた帝国軍第二陣と遭遇してしまう。→

◇ウェークフィールドの戦い
カンブリアとマーシア北部を掌握したローザ軍は、帝国軍第二陣の主力と決戦を行う。
この大会戦に、ヨーク方面で転戦していたパーシファルらも合流し、帝国軍を撃ち破る。→

この一戦以降、情報封鎖の網を破ってアルヴァレス亡命の報がガリア全土を駆け巡り、たちまち反フランドルの気運が高まる事になる。

   
    ◇ブリタニア軍、寸断されていた連絡を取り戻し、各地で反撃に転じる。
転戦に転戦を重ねたローザ軍、本拠を定め、しばしの安息を得る。

◇フランドル軍、本国へ撤収

   
        カスティリヤ・ロンバルド・プロイツェン独立戦争
  ◆630年   ◆4年 アルヴァレス暗殺(ヴェルセーヌ休戦会談)
  ◆635年   ◆9年 聖戦終結
         
9巻 883頁       ◇辿りつく詩